文化部青少年部総務部概 要51 文化の主役は市民。誰一人取り残すことなく、すべての市民が文化の担い手となる場と機会をつくります。1 基本理念策定の考え方(1)文化を基盤としたまちづくりという使命 公益財団法人豊田市文化振興財団(以下、「文化振興財団」)は、文化・芸術、青少年の健全な育成、生涯学習、国際交流・多文化共生といった分野を通じて、市民一人ひとりの暮らしの中に根ざした「文化」を支え、地域社会をより豊かにしていくことを使命としています。文化とは、特別な人だけのものではなく、日々の生活の中で人と人が出会い、語り合い、学び合い、表現し合う中から自然に生まれてくるものです。私たちは、そうした身近な営みの積み重ねこそが、まちの魅力や人のつながりを形づくっていくと考えています。(2)多様化する市民社会と「心の拠り所」の重要性 豊田市は、ものづくり産業を背景に発展してきた都市であると同時に、現在では多様な国籍、世代、価値観をもつ人々が共に暮らすまちとなっています。外国籍市民の増加やライフスタイルの多様化が進む中で、地域社会の姿も大きく変わりつつあります。これからのまちづくりにおいては、文化的な背景や言語、障がいの有無、経済状況などにかかわらず、誰一人取り残されることなく、誰もが地域の一員として安心して参加し、「ここに心の拠り所がある」と感じられる環境を整えていくことが、これまで以上に重要になっています。(3)合併が意味する新しい文化政策のかたち こうした社会の変化を背景に、文化振興財団と公益財団法人国際交流協会(以下、「国際交流協会」)との合併は、文化をこれまで以上に広い視点で捉え直すための大きな転機となります。文化を単なる事業分野の一つとしてではなく、人と人、人と社会をつなぐ「基盤」として位置づけ、文化を通じて多文化共生や国際交流を一体的に進めていくことは、誰一人取り残さない社会の実現に向けた文化政策として、これからの豊田市にとって大きな意味を持つものです。(4)基本理念の位置づけ この基本理念は、合併後の文化振興財団が、どのような思いを大切にしながら事業に取り組み、どのような存在として地域社会と関わっていくのかを、市民の皆さんと共有するために策定するものです。文化を通じて人と人がつながり、誰一人取り残されることなく、誰もが自分らしく関われる地域社会を実現するための、これからの指針となるものです。誰もが文化に自分らしく、いきいきと、楽しくかかわるまち公益財団法人 豊田市文化振興財団基本理念
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