2青少年の健全な育成の推進文化及び芸術の振興 「第3次公益経営戦略ビジョン」の重点取組施策である「文化芸術に触れる機会の提供」、「次代を担う子どもたちの豊かな感性の育成」及び「市民の文化活動や交流の推進と地域創生」の実現を市民や文化団体等と連携して目指します。 文化事業課では、「農村舞台アートプロジェクト2025」を開催し、地域資源である農村舞台の可能性とこの地域に暮らす人々のつながりを考える機会とします。また、豊田市ジュニアマーチングバンドは30周年を迎え、豊田市少年少女合唱団とともに、更なる成長を目指します。 市民文化会館は、開館50周年を迎え、記念事業を開催するとともに、今後も地域に愛される施設運営を目指します。また、「歳末チャリティー展」や、「豊田市民アート展」など市民と共働した事業を展開し、文化芸術拠点の一つとして、身近に文化に触れることのできる機会を提供します。 コンサートホール・能楽堂は、国内外の一流の芸術家による公演や親しみやすい公演をバランスよく事業展開するとともに、交流館などを公演会場にするなど地域に出向き、魅力ある事業を実施します。市内全域のより多くの人々が身近に音楽や伝統芸能に触れることで、リピーターなどファン拡大につなげます。 「第3次公益経営戦略ビジョン」の重点取組施策である「育成段階に応じた事業展開」、「多様な主体との共働の推進」及び「活躍機会の提供」を推進し、青少年の健全育成に取り組みます。 また、豊田市が取り組んでいるSDGsの目標達成及びユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)の取組を意識した事業展開を図ります。 更に、コロナ禍前の賑わいに戻りつつある状況の中、安全安心な施設運営と積極的な事業展開を図ります。 青少年センターでは、若者の育成段階に応じた事業体系において「若者の社会参加の促進」、「若者の自立支援」、「居場所づくり」及び「情報発信」の4本柱の事業を推進し、意欲ある若者の活躍をサポートします。また、活動の機会を求める若者の要望に応えるため、1階サロンを、若者の活動発表・作品展示の場として多彩なジャンルのイベントに積極的に活用します。 総合野外センターでは、豊田市子ども条例で子どもが豊かに育つ権利として自然に親しむことが保障されていることを特に意識して、六所山とその周辺の自然環境の中での野外活動を通し、遊び、学び、体験の機会と場を提供して、青少年の健全な育成と指導者の技量向上支援に努めます。そのために山遊び初心者から冒険少年まで、それぞれの“わくわく”を満たす事業を実施します。 産業文化センター(とよた科学体験館)では、どなたでも気軽に施設へアクセスできるよう、様々な取組により施設への親しみを感じていただく機会提供を推進する「コモンズ プロジェクト」を実施します。また、今後の大規模改修工事について、市と連携を密にして、市民や関係者にとってよりよい施設運営につながるよう進めます。令和7年度 基本方針
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