豊田市文化振興財団「要覧」
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3生涯学習活動の推進と地域活動の支援安全、安心を第一とした施設管理能力の維持・向上自律した財団経営の推進 交流館では、豊田市まちづくり基本条例に掲げる「共働によるまちづくり」を推進し、自立した地域社会の実現を目指します。 「第3次公益経営戦略ビジョン」の重点取組施策である「個性豊かな地域社会の実現」及び「市民の活躍支援機能の強化」を推進するため、市民活動を促進し、市民の活躍を支援する地域の公益的な活動を発展させるとともに、人と人をつなげるコーディネートや市民の「やる気」支援(応援)機能の強化を図ります。 事業面では、「人生100年時代を心豊かに生きていける社会の実現」を図るため、地域住民や市民活動団体と連携して情報共有し、あらゆる世代が交流できる地域の「学びの場、交流の場、活動の場づくり」という役割を果たして、市民活躍を支援します。 これまでの事業展開に加えて、新たな視点で交流館事業を企画し、地域の実情にあった地域課題解決型の事業を展開します。このため、地域住民、地域活動団体、コミュニティ会議、自治区、学校、事業者等との情報共有に努め、共働し地域課題を明確化するとともに、地域に真に必要な事業展開に取り組みます。 また、ミライのフツーやSDGsを意識した新しい時代の事業を促進するとともに、地域と共働して魅力ある事業を展開します。 運営面では、地域情報(自然、歴史、文化、魅力、誇り、住民ニーズ、課題等)の収集・分析に努め、地域課題を把握し、地域特性を生かした交流館運営を進めます。 また、交流館が核となり、地域と連携を深めて、幅広い世代の地域活動のネットワークを広げ、開かれた交流館運営を目指します。 とよたシニアアカデミーでは、幅広いシニア世代を対象とした事業を展開し、社会や地域で活躍するための生きがいづくり、学び、交流、体験及び情報収集の機会を提供して、市民活動の実践を促進します。 公共施設の管理運営を任された指定管理者として、施設の現地現物研修をより一層充実し、全ての職員が利用者の安全、安心の確保を第一として、日常点検や定期巡回等を実施し、日々の改善と早期の異常発見により安全管理に努めます。 市民の財産である公共施設を大切に守り運営するために、細かな修繕の積み重ねや、施設の延命を考えた長期修繕計画を作成するとともに、豊田市に対して適宜、的確な具申を行います。また、当財団の長年の管理運営実績等から得られたノウハウを職員に継承し、今後も施設管理能力を維持・向上させていきます。 自主財源を確保し市民に還元するために、自主事業(公益目的事業)を充実させます。そのため、賛助会員の継続や新規加入による支援者の拡大、飲料水の自動販売機収入、文化情報誌やホームページへの広告料収入、豊田市以外からの助成金や補助金の獲得などにより、安定した自己財源を確保します。

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